らいか・デイズ4巻とひぐらし鬼曝し編2巻

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購入。
やっぱり惨劇はこうでなくちゃね(何を言ってもネタバレになりそうだ)。
以下、ネタバレの感想
ひぐらしの怖さって色々あります。例えば「悲劇が毎年起こる=今年も起きるという予言」であったり、禁忌を犯したことへの代償への恐怖であったり。んで、各編に共通した恐怖の一つに「信じていたモノの崩壊」というものがあると思うのですよ。鬼隠し編綿流し編だと「親友の豹変」だったり。
で、鬼曝し編での「信じていたモノの崩壊」は「自分を守る(欺く)間違った記憶」だったわけです。読者にとっては話を通してその「間違った記憶」を見せられてるので、これがミステリーだったらレッドカードなのですが、サスペンスだったらあり、なんだと思います。
まあ現実には夏美はこのあと一生苦労することになると思うんですが、そのへんは藤堂くんがしっかり支えてあげてほしいなと思います。