WindowsとLinuxでは普通に使える(wxWidgetsで書かれた)アプリケーションをMac OS Xでそのまま使ったらとんでもないことになってしまいました。やはりマルチプラットホームは大変ですという話。
メニュー
Macでは普通Altキーを使わないので、Alt+アルファベットキーでファイルメニューや編集メニューを開くことはしません。WindowsやGNOMEではファイルメニューを「ファイル(&F)」と書くことがありますが、Mac OS Xでは「ファイル」だけです。
また、ウィンドウを閉じるとき、WindowsだとAlt-F4が多いですが、MacだとCmd-Wが普通です。
Apple Human Interface Guidelines
こいつに従わなければ、Macの世界では通用しないといっても過言ではありません。
しかし普通の(特にマルチプラットホーム)GUIエディタはそんなもの知らないので適当にペタペタ部品を置いていってしまい、挙げ句見た目がとても悪いものになってしまいます(ました)。
仕方ないので自分で片っ端からボーダーを開けてあげたり、ボタンの幅にゆとりを持たせてあげたりしなければならないのですが、これは激しく面倒です。
これがさくさく適用できるところが、Interface Builderが最強たる所以だと思っています。