ファースト・コンタクト〜一期一会〜

最初の作品が素晴らしいものであればあるほど、その後の作品の質は最初の印象を越えなければ満足できなくなる。おかげで最近は慟哭を感じるような物にちっとも出会えていない。由々しき事態であるが、逆に目がそれだけ肥えているとも言えるだろう。
僕の様々な第一印象には良作が揃っていると自分でつくづく思う。はじめて見たアクション映画はターミネーター2(アカデミー賞4部門制覇)で、はじめてやったRPGファイナルファンタジー7(販売本数300万本以上)、はじめてやったエロゲーKanonで、そして私のはじめての人はまだいない。
こんなにも第一印象は重要なものなのだから、何かを最初に知るときには最善の努力を尽くさなければならない。私のように間違えることのないように。