iPodを使ってることを隠す人々

iPod愛好者の中には、少数だが愛好者と認識されることをひどく嫌う人々が存在する。ゴディン氏のような隠れユーザーにとって、付属ヘッドホンを着けることは、「ほら、見て、iPodを持ってるんだよ!」と大声で叫ぶのに等しい。(中略)
隠れiPodユーザーは、早くからこれを使っている人の間でとくに顕著な傾向となっていると、消費者行動を研究するイリノイ大学アーバナシャンペーン校のトム・オグイン教授(広告学)は指摘する。理由は、遅れて流行に乗った人だと思われたくないためだ。
「根底にあるのは『少数派願望』だ」とオグイン教授は話す。たとえば、一部のマックユーザーにとって、アップル社の少数派としての位置付けと、市場シェアの少なさは「自慢のタネ」になっている。そこへiPodがメジャーになりはじめたために、一部の初期からのユーザーが、独占的な立場を奪われたと感じて嫌がっているというわけだ。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20041014202.html

オグイン教授の指摘はマカーにはよくわかるものです。確かに僕も街でiPodを使っているのを見かけると、なんとなく「仲間」であるような気がしてしまいます。僕は例によってまだ持っていないのだけど。