携帯の500バイト制限厳シイネ

2004年初秋。僕と三つ下の弟は二人で町の外れにある洋館に遊びに出かけた。何年も前から誰も住んでいないはずの建物には何故かまだ電気も水道も通っていたけど、僕達はそこで遊ぶのに夢中だったから、そんなことはどうでもよかった。洋館はとても大きかったけど、あちこちのドアには鍵がかかっていたので自由に入れるのは一階の一部だけだったから、僕と弟はこの上に何があるのかとても知りたかった。そして今日、僕らは一本の鍵を偶然見つけた。今までどうしても見つからなかったのに何故?と思いつつ、ドアに鍵を差し込みノブを回した…